結婚挨拶で彼が記憶をなくした話

先日、両家に結婚の挨拶をするために九州へ飛びました。

鹿児島空港で待ち合わせ。一睡もできなかったという彼がスーツ姿で待っていました。

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その後、高速バスで熊本の私の家へ。インターまで父が迎えに来てくれたのですが、初めて会う私の父に、彼、ガチガチ。

そして私の家に到着し、しばし和やかに歓談したあと結婚の話に。「一緒に幸せな家庭を築いていきたいと思います」を、「一緒に幸せな家庭を築いていきたいと考えておる次第でございます」とか言っちゃう彼に私爆笑。

無事に私の両親から承諾を得て、4人で予定していた通り焼き肉屋さんへ。

 

ここで事件発生。

 

私の父はお酒が大好きでとにかくめちゃくちゃ飲む。周りに一緒に飲んでくれる身内や友人が少ないこともあり、それなりにお酒に強い彼の存在が嬉しかったのか、とにかく飲みまくる。ビールを大ジョッキで3杯頼んだ後、さらに焼酎のボトルを飲み干し、その後も芋や米焼酎を飲みまくる。

彼女の父親にお酒を勧められたら、そりゃあ多少無理してでも飲みますよね。そりゃあ記憶もなくなりますよね。

ベロンベロンに酔っ払って足元フラフラな父を支える母、同じく酔っ払って店員さんに絡みまくる彼のお腹をつねる私、というよく分からない場になり解散。

その日は実家の近くの旅館に泊まる予定だったので、旅館の布団に彼を寝かせてスーツのズボンを脱がせて私は温泉へ。

夜中、目を覚ました彼は覚えてなさすぎてアワアワ。隣の布団を見たらしっかり浴衣を着て気持ち良さそうにスピーッと寝ている私。4時頃だったのですが、彼に揺さぶられて目を覚ましました(私は私で寝ぼけてて「はい、お疲れ様です」とか言ったらしい)。

 

まあなんだかんだで、次の日母から「彼の人柄の良さがよく分かりました。いい人と出逢えて良かったね」と言ってもらえたので、とりあえず一安心です。

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次の日はオシャレな電車で北九州の彼の実家まで移動し今度は私がガチガチになる番でしたが、自己紹介終わった瞬間に「うちの○○をよろしく!」「式はいつ?」って感じでしたとさ。

 

一段落してる暇もなく、決めることがたくさんです。